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2016-01-17

ラケットバッグの変遷

テニスプレーヤーにとってのラケットは、武士にとっての刀と同じで非常に大切なものなのだが、全長約70㎝のそれを持ち運ぶのは、実はけっこう大変である。
しかし、ラケットを持ち運ばないわけにはいかない。また、ラケット以外にも持ち運ばなければならないものはたくさんある。


どうせ持ち運ぶのなら、できるだけ楽に、しかもおしゃれな方法を選びたいものである。


というわけで、今回はラケットを持ち運ぶ際のバッグ類について振り返ってみたいと思う。


バッグの話の前に、ラケットを直接に包み込む(?)ラケットカバー、ラケットケースの類を眺めておきたい。

ラケットカバー

小生が中学でテニスを始めたころは、このようにラケットのフェイスの部分だけを覆うためのラケットカバーが一般的であった。

グリップカバー

ラケットカバーだけだと、必然的にラケットのシャフト部分とグリップ部分がむき出しになるため、人によっては(オバさんが多いが)、このような毛糸で編んだグリップカバーを使っているケースもあった。

ラケットフルケース

その後、いつの頃からか、上のようなフルケースが一般的になった。
このフルケースは、ラケットを段ボールに大量に入れて輸送する際のクッション材を兼ねているのだということを、後から聞いた。

巾着型フルケース

現在では、ラケットを買うと付いてくるケースはこのようなかたちが多い。後で述べるソフトケースよりはゴワゴワしたナイロン素材で作られているが、肩にかけるためのヒモやポケットなどもついており、中学生の部活などにはわりと便利かもしれない。


以上のような、ラケットケースの形状の変化もふまえた上で、ラケットバッグの変遷を見ていくことにする。

マジソンバッグ

小生が中学生の頃、セカンドバッグとして、この通称「マジソンバッグ」が爆発的に流行していた。
多くのテニス部員が、このバッグからラケットのグリップをニョキッと露出させた状態で持ち運んでいたのだ。

ラケットバッグ小判型

前述のようなマジソンバッグはかなり邪道だったとして、当時あった正統派のラケットバッグはこのようないわば“小判型”をしていた。
小生は学生時代に、これとほぼ同じかたちのラケットバッグ(おそらくカワサキ製)を持っていたのだが、それはパステルピンクのエナメルバッグで、なんとスヌーピーのイラストが描かれていたのだった。今思えばかなり気持ち悪い趣味である。


この“小判型”バッグは、ショルダーストラップがついているわけでもなく、持ち運びは決して楽とは言えなかった記憶がある。

ラケットケース2~3本用

学生時代の終わりごろから社会人の前半ごろに、ラケットが2~3本入るケースが登場してきた。
上の写真は、日本初の軟式テニス専門店、スポーツナロのオリジナルラケットケースであるが、ショルダーストラップもついており、非常に使いやすいものであった。
また、これをキルティング素材で自作する女の子も多かったという記憶もある。

ラケットバッグ6本用

1990年ごろだっただろうか。このようなラケットバッグが徐々に普及してきた。
これは硬式界から先に登場したのではないかと思うが、現在のラケットバッグと基本的な構造は同じである。ただ、現在のものよりは全体的に小さく、ラケットもせいぜい5~6本程度しか入らなかったのではないかと思う。


しかし、このバッグのインパクトは大きかった。
ラケット以外に着替えなどが入るという点では、小判型も同じであるが、シューズを収納するポケットまで用意されているのは新鮮な驚きであった。


当時、軟式をやめて硬式にきっぱりと軸足を移した小生は、このかたちのバッグを購入し愛用していたのだが、ある日このバッグを持って居酒屋に入ったところ、店の主人から「楽器が入ってるんですか?」と真顔で聞かれた経験がある。

ラケットバッグ12本用

このラケットバッグは、その後容量の大きなものが登場し、現在はラケットが12本入るという幅の広いものが珍しくなくなり、形もかなり丸みを帯びてきた。


また、両肩でリュックのように背負えるよう、2本のショルダーストラップがついているものが多くなってきた。

ラケットバッグショルダー型

一方、このようなバッグの大型化とは逆に、フリース素材の細長い巾着袋のようなソフトケースが登場してきた。電車の中などでよく見かけるが、サークルの学生たちを中心に愛用されているようである。

ソフトケース

このソフトケースは、ラケット1~2本しか入らない。したがってラケット以外の荷物は別なバッグに入れて持ち運ばなければならないという不便さはあるが、見た目にはわりとおしゃれな感じがするのは気のせいだろうか。


以上、ラケットバッグの変遷を眺めてきた。


上記でラケットバッグが大型化し、リュックのように背負えるものが多くなってきたという話をしたが、シニアのプレーヤーはこのバッグを背負わないほうがいいと思う。


なぜなら、決して美しくないからである。


これを背負っている姿が美しいとか可愛いといえるのは、せいぜい若い女の子くらいであり、ベンチコートを着て、帽子から白髪がはみ出したようなシニア層は、“たきぎ”を取りに出かけるおじいさんのように見られてしまう可能性大なので、このバッグを持つにしても手に持ったほうがはるかに清々しいと思う。

リュック型バッグ

これまであえて触れてこなかったが、昔から上のようなリュック型バッグというのもある。
これは、特に自転車で移動するときなどはかなり便利だと思うのだが、最近残念なのは、前述のソフトケースに入れたラケットを、このリュックから露出させている輩の存在である。


これもやはり美しくないのである。リュック型バッグから露出させていいのは、やはりグリップそのものであろう。


以上、ラケットバッグの変遷を眺めてきたが、カッコよさとかおしゃれさという点では、どれもいまいちな気がしてしかたがない。


最も愛着を感じられたのは、2~3本入るラケットケースかもしれない。
コンパクトで見た目にもカッコよく、前述の通り自作する女の子も多かったことから、当時の人気がうかがえる。


あとは、テニスとはまったく関係のないバッグを使うのもありかと思う。


たとえば、下の写真のように、トートバッグに無造作にラケットを突っ込んで持ち歩くほうが、はるかにさりげなくおしゃれな感じがするのだが、いかがだろうか。

トートバッグ

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