--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2015-02-17

仏を作った後、魂をどう入れるか ~マスコットキャラクター愛称募集~

日本ソフトテニス連盟が、創立90周年を迎えたのを機に、マスコットキャラクターをつくり、その愛称を募集しているようである。


マスコットキャラクターそのものを募集しているのではない。キャラクターはなぜかすでにでき上がっていて、その名前だけを募集しているのだ。

mascot_boshu.jpg

これがそのキャラクターなのだが、耳が長いことから一応これは「うさぎ」であるらしいことはわかる。なぜ「うさぎ」なのかはともかく、残念なのはこのクオリティだ。


一応ラケットらしいものを持っているから、ああテニスに関係したものなのかなという想像はさせられるものの、ラケットを持っていなかったらまったく印象に残らないものだ。どうせなら「ふなっしー」くらいのインパクトがほしいところだが、そんなものは微塵も感じられない。


こういう非常にインパクトの弱いキャラクターに名前をつけろと言っているのである。しかも、2/10に募集を告知して、締切は2/28と、実質2週間程度で考えなければならないという無茶な設定となっており、考え抜かれた秀逸な作品が集まるとは到底思えないのだ。


このキャラクターがなぜか「うさぎ」であることから、「うさ○○○」といったほとんどひねりのないネーミングが多数寄せられることは容易に想像され、その中から面白くもない無難なネーミングが採用されることも、これまた容易に想像されるのだが、仮にもこれが創立90周年の記念事業なのかと思うと、かなり情けないものがある。


しかも、最優秀作品に対して贈られるのは、ラケット1本とキャリーケース1つだという。予算が潤沢にないのはしかたがないが、こんな中途半端な“ニンジン”をぶら下げただけで秀逸な作品が集まると思っているのだろうか。応募者を見くびりすぎていやしないか。


おそらく日連のしかるべき会議で、「マスコットキャラクターを作ろう」という提案がなされ、それが可決された結果なのだと思うが、キャラクターを作りさえすればそれで終わりではなくて、重要なのは、言うまでもなくそのキャラクターを使ってソフトテニスをどうしていくか、ということであろう。そこまできちんと考えられた末のマスコットキャラクターなのだろうか。


何年か前に日連主導で「ソフトテニスの歌」というのが作られたが、歌を作ったはいいがそれを広めるための活動はほとんど行われていなかったためか、認知度は極めて低いままであり、せめて日連のホームページに楽譜くらいは載せておけばいいのに、そんな努力もしなかったために、結局この歌は自然消滅してしまったに等しい。


要は、「ソフトテニスの歌」を作ることが目的化してしまっており、本来の目的である「ソフトテニスの普及」にどのように活かしていくかがまったくと言っていいほど考えられていなかったのだと思う。


今回のキャラクターも、このままでは「ソフトテニスの歌」の二の舞になってしまうことだろう。
「日本各地の大会におじゃまする予定です」とあるが、このキャラクターの存在をさまざまな方法で事前に周知しておかないと、大会会場に突然現れてもらっても、みんなビックリするか気持ち悪がるだけだ。


日連の思考パターンは常にこういう感じだ。歌にしろ、キャラクターにしろ、前回のブログで取り上げた「グリップ」というマンガにしろ、何かを作るところまではやるのだが、作ったら終わりで、その後の広げ方が圧倒的に足りない。まさに「仏作って魂入れず」の典型である。


日連に登録費を払っている立場としては、このようなキャラクター愛称募集などは即刻中止にして、そこで浮いた費用をもっと有益な活動に振り向けていくことを強く要求したい。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://whoyouknowanata.blog22.fc2.com/tb.php/349-bf638a6a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Copyright (C) 軟式庭球研究所. All rights reserved. Template by Underground
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。