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2014-12-14

カットサービス禁止?

すでにさまざまなソフトテニス関連サイトなどでも話題になっているが、日連の平成27年度事業計画において、カットサービスの禁止が検討されているという話である。


平成27年度事業計画については、日連のホームページで閲覧できるのだが、その中の「①競技規則の改訂」のところに「肩から下でのカットサービスの禁止についての検討を行う」とある。


この文章を普通に読むと、「肩から下」と「カットサービス」は、両方の条件を満たしたときだけ禁止の対象となる、と解釈するのが妥当なのだと思う。つまり「肩から上でのカットサービス」や「肩から下のカットではないサービス」はOKということなのだと思うが、そのあたりはどうなのだろうか。


このよくわからない改訂案に対して、言いたいことを列挙してみる。


1、「肩から下」でのカットサービスを禁止するとあるが、肩から下かどうかを誰がジャッジするのか。審判台に乗っている正審からは見づらいので、副審の仕事になりそうだが、そもそも肩から下かどうかなど正確に判定できるのか。
一つ前のルールで、サーバーのフットフォルトと、サーバーとレシーバーのパートナーがベースラインを超えていないか(ファウル)を3人同時に判定するのは不可能だという話があったが、今回もそれにかなり近い話である。

2、カットサービス禁止というが、カットとはどの程度のボールの回転を指すのか。ショルダーカットとでも呼ぶべき、いわゆるセカンドサービスとしての、回転があまりかかっていない安全なサービスも一律に禁止されるのか。両者の違いはボールの回転数でしかないが、それは厳密に線引きできないのではないか。

3、カットをかけるつもりで打っていないサービスが、たまたま意図しない回転がかかって、結果的にカットボールとなってしまった場合はどうするのか。

4、いわゆる現在のカットサービスは、肩より下で打たれることが多いが、肩より上からでも、返球しにくいカットサービスを打つことは可能である。カットサービスすべてを禁止するのではなく、「肩から下」に限定するのはなぜか。

5、四十肩など、肩の障害などによって、肩より下でしかサービスを打てないプレーヤーは数多く存在するが、それらをすべて排除するつもりなのか。


ネット上では今回の改訂案に対する賛否両方の意見が見られるが、どちらかというと「カットサービスはソフトテニスのボールの特性を活かした技術・戦法であり、尊重されるべきである」という意見のほうが多いように思う。


カットサービスに対する反対意見はこれまでにも多く存在した。たいていは「ソフトテニスは雁行陣による後衛どうしのラリーが続く中でのかけ引きが面白いのであり、カットサービスやダブルフォワードによる試合は見ていてつまらない」というものである。小生も何年か前の天皇杯決勝で、たしか中堀・高川ペアがダブルフォワードであっさりと5-0で優勝してしまったのを見て、面白くないと思った記憶があるので、反対派の気持ちはわからなくもないのだが、これをつまらないと思うのは、単に相手がカットサービスやダブルフォワードへの対応ができていないからではないかと思う。最近ではカットサービスがまったく返せないというような場面をほとんど見なくなった。それほど各選手の対応力は向上しているのである。


小生は硬式も長い間プレーしていたが、硬式のダブルスにはダブルフォワードという用語はない。特に男子ダブルスでは、サーバーがサービスを打った後、すぐにネットにつく陣形は半ば当たり前だからだ。サービスの後ネットにつかずにベースラインにとどまっている(ステイ)と、上級者とはいえないのだ。


返球が非常に難しいキレキレのカットサービスというのは、いったいいつから存在したのだろうか。1980年代に韓国の選手が多用していたような記憶があるが、あれが最初だったのだろうか。
その後、地脇監督(当時)率いる巣鴨商業や、福島の西郷一中なども積極的に取り入れていた気がするが、あれから少なくとも30年近くは経っている。なぜ今ごろになって「カットサービス禁止論」が浮上するのか、その意図や目的がまったくわからない。


これは半分断言してもいいのだが、今回の改訂案は却下されるだろう。
上記で述べた通り、肩から下かどうかの判定と、カットかどうかの判定が、実際には不可能だと思うからだ。


こんなことを検討するヒマがあったら、もっと改善を検討してほしいことはいろいろある。
たとえば、これはすでに何度か取り上げたことがあるが、ファーストサービスとセカンドサービスの間に、レシーバーのペア(場合によってはサーバーのペアも)が打合せをする行為だ。


他の競技、特に硬式テニスに対して恥ずかしい部分を最優先で改善していってほしいものである。


今回のカットサービス禁止案については、引き続きウォッチしていきたいと思う。



コメント

国際連盟の中で韓国からの提案だそうです。カットサービスからのダブルフォワードが嫌なんじゃないでしょうか。
日本連盟としてはとりあえず検討はするが、実際に禁止にはしないと思います。

逆行

おっしゃる通りです、トップの選手たちがセカンドサーブ前に口に手を当ててヒソヒソ…
はんずかしぃし華がないですよね


ゴムボールの性質を利用したサーブを封じてプレイの幅を狭めるくらいならばボール自体を過回転させても弾みが変わらいないように表面を加工するとか難しいことではないと思うのですが。
日連がちょっとメーカーに要望出せば簡単に作れそうなものです、どうせべったりで普段から高いボールを私たちに買わせている競争のない癒着みたいな関係なんですし

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