--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2014-06-17

公認球を標準化・共通化せよ

FIFAワールドカップ@ブラジル開催中である。


サッカー用語で、ゴールを決めることを「ネットを揺らす」などと表現することがあるが、小生は今日もテニスコートで元気にネットを揺らしております(笑)


   ◇   ◇   ◇


さて先日、今春新発売された3社目の公認球「スリクソンボール(ダンロップ社製)」を実際に打たせてもらう機会を得た。

srixon_ball.jpg

ご存じの通り、ソフトテニスのボールは長きにわたって、ナガセケンコー(旧:長瀬ゴム)の「ケンコーボール(旧:エヌワンボール)」と、ルーセント(旧:昭和ゴム)の「アカエム(赤M)ボール」による事実上の独占が続いてきた。


この2つのメーカーは、価格競争をするどころか、申し合わせたかのように値上げを続けてきており、現在も両社のボールの価格はまったく同じである。


このことは以前のブログ(下記)でも書いたことがあるが、ソフトテニスという競技はもともと、硬式のボールを国産することができず、やむをえずゴムまりでテニスをしてみてはどうか、ということで始まった競技である。

※公認メーカー制度ってどうよ?(下)
 http://whoyouknowanata.blog22.fc2.com/blog-entry-251.html


それなのに、ソフトテニスのボールの実勢価格はむしろ硬式ボールよりも高いものになってしまっている。
これは談合とか、ヤミカルテルと批判されてもしかたのないレベルではないかと以前から考えていた。


今回登場した「スリクソンボール」は、定価も既存の2社に比べ安くなっており、その点は手放しで評価したい。


ありとあらゆる業界が、企業努力によって価格の据え置き・値下げに努めている中で、なぜ既存2社のような価格政策がまかり通ってきたのかというと、公認メーカーがこの2社しかなかったからであろう。放っておいてもユーザーは購入せざるをえないだろうという思い上がった姿勢は、決して許されるものではない。


今回のダンロップ社のような“新星”の登場を待ち望んでいたのは、小生だけではないはずだ。


スリクソンボールを打ってみた感想は「違いがよくわからない」というものだった。
ボールを手で触った感じでいうと、ケンコーやアカエムに比べ、かなりモチモチした感じを受けたが、打球感はほとんどケンコー・アカエムと区別がつかない状態だった。


小生の記憶に間違いがなければ、小生は少なくとも中学から大学までは、ほとんどエヌワンボール(現:ケンコー)で育ってきた。


社会人になって、赤Mを打つ機会が訪れたときは「固くてゴムの皮が厚い」という印象を持ったことを覚えている。


しかし今となっては、ケンコーとアカエムの区別もまったくつかない。


人間の味覚は産まれた直後が最も敏感で、加齢に伴ってどんどん鈍感になっていく、という話を聞いたことがあるが、打球感についても同じようなことがいえるのだろうか。



ところで、このスリクソンボールのパッケージを見て「またか」とガッカリしてしまった。


パッケージには次のような文言が書かれていたのである。

==============================
本ボールの空気調整は、必ず専用ポンプでおこなってください。
他社製のポンプは、空気漏れの原因になりますので、使用しないで
ください。
==============================

これはスリクソンだけに始まった話ではない。これと同じような文言は、他社でも謳われている。


日本ソフトテニス連盟のハンドブックによれば、ボールに関する規則は、


(1)1.50mの高さから落下させて最高到達点がボールの下端で70cmから80cmまでの範囲とする
(2)重さは30g以上31g以下とする
(3)直径は6.6cm(±0.1cm)とする

という3点だけであるが、なぜ空気調整バルブ(穴)とポンプ(空気入れ)について規格を統一しようとしないのだろうか。


連盟や各クラブに対して、3社すべてのポンプを用意しておけとでもいうのか。


もっとも小生の目で見る限り、空気調整バルブは3社ともほとんど同じに見える。実際、小生はある1社の空気入れしか持っていないが、それで他社製のボールも十分空気調整ができている。


本当に「他社製のポンプは、空気漏れの原因になる」のだろうか。
これが単なるユーザー囲い込みのための“脅し文句”だとしたら、由々しき問題である。


こういう部分でのつまらない囲い込み合戦はやめて、標準化・共通化できる部分は極力そうすることが、ユーザーにとっての真のメリットだと思うのだが。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://whoyouknowanata.blog22.fc2.com/tb.php/340-c2caa2b2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Copyright (C) 軟式庭球研究所. All rights reserved. Template by Underground
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。