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2013-02-04

ゲーム中の“打合せ”はどの程度までOKか

毎年1月4日には東京都の高校団体選手権があり、たいてい見に行くことにしている。


この大会は、以前のブログでも書いたことがあるが、秋の大会でアウトドアのコートで男女各16本まで出しておいて、その続きをインドアで行う大会であり、決勝進出の2校は関東インドアの出場権を獲得、そこでさらに勝つと全国団体選抜に行けるということで、実はインターハイ予選と同じくらい重要な大会なのだ。

※ソフトテニスの大会運営に求められるもの
 http://whoyouknowanata.blog22.fc2.com/blog-entry-199.html

今回、男子の決勝だったか、ある試合で小生が以前から問題視していた行為によるトラブルが発生してしまった。


ファーストサービスがフォールトした後、レシーバーのペアが軽く打合せをしていたのだが、そのレシーバーの体勢が整っていないところへ、サーバーがセカンドサービスを放ったのだった。


小生が現役の頃にはまず見られなかった行為として、このようにファーストサービスとセカンドサービスの合間にペアが打合せをするというケースが見られるようになっており、これについては以前ブログで批判したことがあるぞと思って、過去ブログを検索してみたところ、なんと5年前にこの問題を指摘していた。

※最近気になるこんなマナー
 http://whoyouknowanata.blog22.fc2.com/blog-entry-136.html

ファーストとセカンドの間に打合せをするなどというのは、小生に言わせれば明らかなマナー違反であり、今回のケースでも、サーバーはおそらくそういう気持ちでセカンドを放ったのだと思うが、これはなかなか解釈が難しい問題である。


『ソフトテニスハンドブック』の「競技規則」から、関連しそうな条文を拾ってみる。

==============================
第15条 プレーヤーは互いにマナーを尊重し、次の事項を守らなければならない。
   (2)マッチの開始から終了まで連続的にプレーし、次の行為をしてはならない。
     ア 相手がレシーブの構えをしているのにサービスをせず、又は相手方が
       サービスをしようとしているのにレシーブの構えをしないこと。
     イ 故意にゲームを長びかせる行為をすること。
     ウ マッチの進行に支障となる状態でパートナー同士の打ちあわせをしたり、
       又は休息をすること。

第21条 サービスは正審のコールがあった後、レシーバーに用意ができていることを
    確認して、すみやかに行わなければならない。
==============================


今回のケースで、打合せをしていたレシーバーは、「相手がサービスをしようとしているのにレシーブの構えをしないこと」という部分に抵触するのだが、だからと言って、サーバーはレシーブの構えをしていないレシーバーに対して、好き勝手にサービスをしていいかというと、そうではない。
第21条で「レシーバーに用意ができていることを確認して」と規定されているからだ。


つまり今回のケースは、「相手がサービスをしようとしているのにレシーブの構えをしない」レシーバーと、「レシーバーに用意ができていることを確認して」サービスを行わないサーバーの問題ということになり、どちらに非があるのかというと、どちらにも非があると言わざるをえなかったのだろうと思う。


試合はしばらくの間中断し、大会本部役員の先生が出てきたり、両チームの監督が出てきたりと、かなりモメてはいたが、最終的にどういう判断が下ったのか、観戦している立場からはよくわからなかったものの、プレーはノーカウント(やり直し)扱いになった。


今回のように、「相手がサービスをしようとしているのにレシーブの構えをしない」レシーバーと、「レシーバーに用意ができていることを確認して」サービスを行わないサーバーは、「ニワトリと卵」のように因果関係がはっきりしないのだろうか。


小生としては、このようなケースは明らかにレシーバーの側に非があると思う。以前のブログでも書いた通り、ファーストとセカンドは連続してそのサーバーのリズムで打たれるべきものであり、それは阻害されるべきでないと思っているからだ。


もちろん、だからと言って、レシーバーに用意ができていないのにサービスを打ってしまっていいわけではないのだが。


レシーバーだけでなく、サーバーの側でもファーストとセカンドの間に打合せをするケースが見られる。
先日観戦した東京インドアでも、ファーストとセカンドの間の打合せが散見された。一流選手がこういうことをやっているうちは、特に若年層はこれらの行為がなぜいけないのか、わかるはずもなく、むしろ真似をしてしまうだろうと危惧している。


打合せということで言えば、試合前乱打の後「レディ」がかかってから、「プレイボール」までの間の長~い打合せも非常に気になった。


ソフトテニスは「2人で1本」などと言われ、パートナー間の打合せが非常に重要な競技であるのは理解しているが、そのあたり、もう少しきちんとしたルール作りと厳格な運用を求めたいと考えている。

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