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2012-09-23

30年前のマガジン(『軟式テニス』)

『ソフトテニス・マガジン』の10月号が発行されてまもなく1ヶ月になる。


10月号は毎年インターハイ特集号であるが、ちょうど30年前の10月号、まだ誌名が『軟式テニス』だった頃のマガジンはどんな感じだったのか、紹介してみたい。


■『軟式テニス』 1982(昭和57)年10月号

nanshiki-tennis1982-10-a.jpg



この年のインターハイは鹿児島で行われた。
表紙の選手は、広島山陽高校の田中英弘選手。広島・白木中で全中優勝、インターハイでも個人優勝を果たし、卒業後は中央大学に進学して活躍したが、現在の消息は知らない。
ペアの花田選手は日大に進学し、1年時から活躍していた。


インターハイの結果は以下の通り。(学校名は当時のもの)

◇男子団体
 優勝  : 高田商(奈良)
 準優勝 : 広島山陽(広島)
 第3位 : 島原商(長崎)
 第3位 : 三重(三重)

◇男子個人
 優勝  : 田中・花田(広島・広島山陽)
 準優勝 : 石岡・山本(青森・弘前実)
 第3位 : 岡田・石丸(愛媛・新田)
 第3位 : 町田・斉藤(埼玉・松山)

◇女子団体
 優勝  : 博多女商(福岡)
 準優勝 : 星野女(埼玉)
 第3位 : 淀之水(大阪)
 第3位 : 鹿児島(鹿児島)

◇女子個人
 優勝  : 伊藤・熱田(千葉・昭和学院) 
 準優勝 : 冨田・塙(茨城・鉾田第二) 
 第3位 : 富元・成松(熊本・熊本中央女)
 第3位 : 白紙・伊藤(千葉・成田)


ちなみに、女子個人優勝の伊藤選手と3位の白紙選手は、現在、レディース界では有名なダブル後衛ペアとして活躍中である。


ところで、表紙の田中選手の振り切ったラケットに、今では考えられない“細工”が施されているのを発見した。

nanshiki-tennis1982-10-b.jpg


画像が粗くてほとんどわからないと思うが、ガットの縦糸を2本ずつ束ねるようにして結んでいるのだ。


これは、当時よく見られた手法で、要はガットが緩んできたなと思ったときに、ガットを張り替えることなく、テンションをアップさせるための工夫だったのである。


ガットをそんなに頻繁には張り替えられない経済的な事情もあったのか、当時はよく目にしたものだが、それにしてもインターハイチャンピオンともあろう選手が、こういうビンボーくさい(失礼!)というか、地味なことをしていたというのは少し驚きである。


今の時代は、ガットも機械張りが当たり前で、インターハイ会場にも多くのメーカーブースでガット張りサービスが提供されている。おそらく今の高校生だったら、試合の合間に簡単に張り替えてもらうのだろうが(その場合の費用ってどうなってるんだろう?)、当時は、ガットが切れたらすぐには張り替えずに、そこの部分だけ余ったガットを使って継ぎ足すというようなことも当たり前に行われていた。


機械張りのメリットはたくさんあるだろうが、自分の道具に対するいたわりとか、こだわりのようなものって、当時のほうが今の何十倍も大きかったような気がする。


ちなみにこの田中選手の使っていたラケットは、この号の「表3(裏表紙の裏)」に広告が載っていた。

No1-special.jpg


カワサキの「ナンバーワンスペシャル」というモデルである。(定価:9,000円)


永遠のベストセラーである「ニューナンバーワン」が、当時定価で8,500円だったので、スペシャルというわりにはそれほど高級なモデルでもなかったようだ。


その他、この号に掲載されている主な内容を紹介しておく。


【インカレ】 於:伊勢市営コート

◇男子団体
 優勝  : 福岡大
 準優勝 : 日大
 第3位 : 明治大
 第3位 : 神戸大

◇男子個人
 優勝  : 中本・内田(日体大)
 準優勝 : 上野・池田(専修大)
 第3位 : 上松・高野(日大)
 第3位 : 坂東・曽川(日大)

◇女子団体
 優勝  : 日体大 
 準優勝 : 昭和学短
 第3位 : 和洋女大
 第3位 : 天理大

◇女子個人
 優勝  : 堀野・大山(昭和学短) 
 準優勝 : 市川・木本(日体大)
 第3位 : 仙田・石川(昭和学短)
 第3位 : 浅井・福嶋(日体大)


【東日本選手権】 於:県営富山庭球場 他

◇一般男子
 優勝  : 加藤・村上(商友ク)
 準優勝 : 倉田・石井(美津濃・大岡山ク)
 第3位 : 百町・榎並(フタバヤ)
 第3位 : 沖田・桜井(川口市役所)

◇一般女子
 優勝  : 武田・水谷(ヨネックス) 
 準優勝 : 椎名・平野(東京スタイル)
 第3位 : 文違・日比野(長瀬ゴム)
 第3位 : 岡田・鈴木(フタバヤ)


・・・オールドファンにとっては懐かしい名前がバンバン出てくる。


『軟式テニス』は1992年4月号を最後に、現在の『ソフトテニスマガジン』に誌名が変更されたのだが、それらはすべて手元にあるので、この「30年前のマガジン企画」は、少なくともあと10年近くは続けていくことが可能である(笑)。


毎号というわけにはいかないかもしれないが、今後もできるだけ継続して紹介していきたい。

コメント

私も1980年ごろからのバックナンバーを全て所有しております。冬のアナタさんの指摘する田中選手のガット絞りに関しては気づいていましたが、よくぞこのネット上で披露してくれたと、懐かしく嬉しい気持ちです。今、手元でこの号を開いてみると、表紙裏には見開きでヨネックス・レックスプレイの広告!。大学4年間お世話になったラケットで、ヨネックス純ウッドの傑作でした。インハイ女子団体戦は、博多女子商と星野女子で決勝。両校ともワンピースだ!。インカレは福岡大が初優勝した年ですね、神戸大が津乗選手の活躍で3位になった年でもありました。中程の広告は、プーマのテニスウェアが連盟公認になったことや、ミズノのウッドラケットブラックジャックにデカラケ登場ということでLPレコード(エアサプライ)がラケットフェイスをくぐり抜ける写真。裏表紙には、今は無きフタバヤラケットのスリム。懐かしいですなぁ。

今日,たまたま津乗先輩の誕生日だと思い出して,何気に検索かけてみたらこのページを発見しました。
なつかしいです!
実は,その神戸大3位のメダルが今も宝物です。

懐かしい

この年の東日本インカレに出場してました。
3位に入った日大の坂東、曽川組に16決めでファイナル2本マッチからひっくり返されました~
あと、団体戦に1組で出て立教大に勝ってしまいました。(所謂、3本回し)

ふと、大学時代を思い出し検索してみたら出てきて懐かしさのあまり投稿しました。

ちなみに、東海大学出身です。

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