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2005-09-07

私を惑わせた“理論”の数々(1)

以前もどこかで書いたと思いますが、ぼくは指導者から基本を教わったことがなかったため、雑誌や指導書を読みまくって、自分なりに研究をしていました。
その雑誌や指導書は、当時のナショナルチームを率いているような方々が書いており、中にはかなり「革新的」と思われるような理論もありました。


いま思えば、それまで言われてきた理論をそのまま語るだけでは何の面白味もない、わざと「目からウロコ」的なことを言って、アッと言わせてみたい・・・そんな魂胆があったのかもしれません。
これを読んだ冬のアナタは、あっという間に混乱のスパイラルに陥っていったのでした。


ゴルフなどでも「自己流は最低でも10年は遠回りする」などと言われます。
決して雑誌や指導書に書かれていたことが間違っていたわけではないと思うのですが、いかに立派な理論であっても、それを読み解く力や実践する力がない者が誤って理解してしまうと、どういうことになってしまうのか、ご紹介したいと思います。


【1】フィニッシュでラケットを首に巻きつける必要はない。ボールがラケットから離れた後のフォームを意識しても意味がない。


→当時の韓国の女子選手の写真が載っていたのですが、たしかにフィニッシュはインパクトの後、面が下を向いた状態で止まっているように見えました。また、ラケットを首に巻きつける必要がないもう一つの根拠として「バックハンドでは誰も首に巻きつけていない」という点を挙げていました。
たしかに打った後のフォームを意識しても意味はないかもしれませんが、いつも同じところへ振り抜こうとすることで、ボールを「点」ではなく「線」でとらえることができるようになるのではないでしょうか。
首に巻きつけるスイングの習得を怠ったことで、いまだに苦労しています。


【2】素振りは意味がない。ボールを打つ技術はボールを打つことによってしか習得できない。


→これも一見もっともに聞こえます。たしかにただダラダラと素振りをしてもほとんど何の効果もないでしょう。しかし、例えば軸足の膝の送りとか、それこそラケットを首に巻きつけるフィニッシュだとか、テーマを決めて、言い方を変えれば目的を持って行う素振りは非常に意味のあることではないでしょうか。できれば全身が映る鏡の前で行うと効果が大きいと思います。


(つづく)

コメント

首に巻きつけることありきのフィニッシュは違うと思いますが、「いつも同じところへ降りぬこうとする為の」フィニッシュという言葉はすごくわかりやすい説明だと思いますね。
最近のことですが、自分の素振りをビデオでみる機会があったのですが、よくあんな無駄が多いうち方をしているもんだと思いました。昔は鏡、今はビデオ、うまく活用すれば変な癖がつきにくくなるかもですね。

(素振りについて)
 目的を持った素振りは大事だと思います。巧緻性というのは一口に言って、その方向に筋肉を最も速く動かすこと、だと思うのです。
 素振りはそれをある程度作り、またチェックできます。
 鏡の前、ビデオとかありましたが、このごろ夜ばかりするので、ライトを背にして、その影で素振りをチェッtクする方法を思いつき、やっています。
(誰でもやっていらっしゃるかな)

極論すれば、インパクトさえきっちりできていればいい球が飛ぶということになると思います。しかし、インパクトの時間は人間が制御することが不可能な短い時間(具体的には述べませんが・・・)ですから、その瞬間に面の角度、スィングの方向、スイングのスピードを正しく作るために素振りがあり、フィニッシュがあるのだと思います。美しいフォームは自然にできるものだと思います。スポーツは美しいものでありたいですね。

ストロークのフィニッシュがなかなか首に巻きつかないジュニアの女の子がいます。
いつも脇があいて、肘が上がっちゃうんで、いつも「終わりは首のとこだよ~」と叫んでます。
よかったのかな??

【1】フィニッシュでラケットを首に巻きつける必要はない。ボールがラケットから離れた後のフォームを意識しても意味がない。
>べち的にはこの意見に賛同します。私は打球後に腕を伸ばした状態までで一連のスイングが完結します。
よって、首に巻きついていないと思います。
【2】素振りは意味がない。ボールを打つ技術はボールを打つことによってしか習得できない。
>これは賛同しかねました。ボールが来ると『忘れてしまうコト』を身体に叩き込むためにも、素振りは必要だと思います。実際に打つばかりが練習ではナイ… と思います。必要なのは想像力?

指導書を読んで混乱したというお話に、育児書を読んで混乱した自分を思い出しました。
基本はそうだけど、理論通りにいかないこともあるということでしょうか。
きれいな美しいフォームの人は、無駄がなく安定しています。
フォームはある程度素振りによって作られるのではないかと思います。

[首に巻きつける]
指導には進化の順序があります。最初にフォームを覚える過程では冬のアナタさんの言われるようにラケットの軌道を体得するために首に巻きつけるフィニッシュを覚えていくべきです。しかし、その先でたとえばトップ打ちを取得する際にはその軌道がしっかりしてきていれば必ずしも首に巻く事を強制する必要はありません。最終的には確かに首に巻く事はこだわるべきものではなくなってきますが、最初から最後まで必要ないという画一的なものではないと思います。当然年齢と共に私のように首まで肩の関節が動かなくもなりますし・・・。それはともかく、いずれの世代にそれらの言葉をいつ指導に使うかは指導者の持っている『引き出し』次第だと思います。
[素振り]
素振り不要論はいろんなところでも聞くことはありますし、先の言葉はどなたの言葉か存じませんが、私はこれには真っ向から反論します。もちろん『素振りをすればよい』ではなく、ボールを思い浮かべ、イメージを作りながら振るべきです。これは皆さん共通のようですね。私が子供達から大学生まですべからく例えて言うのはプロ野球選手。最高の技術を持っている人達でさえ何百回も振り込んでフォームをチェックするもの。それも鏡・ガラス・自分の影など使えるものは何でも使って振り込んでいく事が必要だと思います。
『素振りをする時間があったらコートで打つ方が良い』は素振りの何たるかを知っている者は発言しないものと言い切ります。

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