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2012-05-06

少し奇妙な(?)マナー向上施策

先日、S区の大会に出場した際、開会式で突然、「試合終了時に相手ペアおよび審判と握手をすること」というお達しがあった。


その前日、O区のママさんたちも同じようなことを言っていたので、これは少なくとも東京都連盟か、それより上部の団体からのお達しであろうと推察された。


あくまで口頭でしか聞かされていないので正確なところはわからないが、複数の情報源からわかったことをつなぎ合わせると、概ね次のようなことになる。


=====================================

1、ソフトテニス競技は、さまざまな競技の中でかなりマナーが悪いとされており、
  これはマナー向上施策の一環である。

2、握手のしかたは次の通り。
 1)相手ペアとそれぞれ握手。
 2)続いて審判と握手。
   ただし握手するのはペア2人のうち、審判に近い側の選手だけでよい。

3、これらは義務ではなく、あくまで努力目標である。

=====================================

※上部団体からのお達しであれば、どこかに文書が存在するのではないかと思うのだが、もし文書をお持ちの方がおられたら、ぜひ公開をお願いしたい。
また、上記に誤りがあれば訂正をしていただきたい。


今回のこの“お達し”、いかにもソフトテニス界らしくて、可笑しいやらうんざりするやら、複雑な気持ちになってしまった。


試合後の握手は、小生が若い頃、つまり20~30年前には、キザな行為とされていたのか、ほとんど見られなかったが、現在ではごく普通の光景となっている。特にシニア男子では握手をしないことのほうが少ないような気もする。


一方、審判と握手というのは、したことがないし、ほとんど見たことがない。硬式の、しかも国際大会でたまに見られる程度だろうか。
審判に対しては、試合開始時と終了時に礼(会釈)をするというのが、これまでのやり方なのではないかと思うが、これを一歩踏み込んで握手をしろというのは、ほとんどのプレーヤーにとってかなり唐突であり、少なからず戸惑うのではないか。


言うまでもなく、相手や審判と握手をすること自体は決して悪いことではなく、むしろすがすがしいものであるとは思う。


ただ、それを半ば強制的に、誰に対しても一律にやらせるということがしっくりこないのだ。握手というのは、互いに力を出し尽くした結果、相手の健闘を讃え合う行為として、自然に発生するものであって、小学生のケンカの仲直りじゃあるまいし、人から強制されるものではない。


ましてや、「審判と握手するのは審判に近い側の選手だけ」のように、握手の“やり方”まで指示されるというのは、あまりに馬鹿げているとしか思えない。


小生が違和感を感じているもう一つの理由は、「本当にマナー向上を目指す気があるのなら、握手なんかさせる前にもっと改善すべき点があるだろう」と思うからだ。


過去のブログで、何度かにわたって書いてきていることだが、いい機会なのでここで整理したい。


もし、小生がいま、マナーに関するガイドラインを策定するとしたら、次のような項目を挙げると思う。


=====================================

【試合中】

・相手のミスを喜ぶ言動をしない。

・相手のボールがアウトしそうなとき、アウトするかどうかわからない段階で
 「アウト、アウト」などという発声をしない。
 (→「アウト」というコールは審判しか発してはいけないはず)

・相手のファーストサービスがフォールトした後、セカンドサービスが打たれる
 までの間に、レシーバー間で打合せをしない。
 (→ファーストとセカンドは続けて打たれるべきものである)

・自分のボールがネットインしてポイントになってしまったら、会釈などによって
 謝意を表す。


【試合中以外】

・試合前の練習は、コートを気持ちよく譲り合う。

・他人のゲームのインプレー中に、コート後方を横断しない。

=====================================


このような、試合前あるいは試合中のマナーこそが大事なのであって、最後に握手さえすれば、こういうマナー違反がすべて帳消しになるわけではない。


いろいろ言ってしまったが、ソフトテニス界がマナーが悪いということに自ら気がつき、改善に向けて動き出したということは、一定の評価ができるのではないかと思う。
(30年くらい遅いという気はするが 笑)


マナーというのは決して強制されるものではないと思うが、そうでもしないと一向に改善しないのであれば、半強制でもいいからとにかく実行に移すというのは、ありえない選択ではないと思う。


そうして半強制的に始められたことが、やがて自然な行動として定着していくことを願いたい。

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