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2011-10-27

専門用語を使わずにラケットのスペックを説明する話

今朝、いつものように通勤途中に日経(日本経済新聞)に目を通していたら、ソフトテニスラケットの写真が目に飛び込んできた。


新製品紹介のページ(消費面)に載っていたミズノ社の「ジストTT」だった。


このページをいつも熟読しているわけではないのでよくわからないが、ソフトテニス新製品のニュースが載るというのは、そう頻繁にあることではないんじゃないかという気がする。


nikkei111026.jpg


ミズノ社のホームページを見たら、これがリリースされたのは9月30日だそうだ。もう1ヶ月近く前のことになるわけで、なんで今ごろこんな記事が載るんだろう?と思ったが、発売が11月末で、まだ時間があるからということでおそらく掲載が後回しにされてきたのだろう。


以下、記事を無断で転載してみる。

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前衛のショット 思い通り

ミズノ(0120・320799)のソフトテニス用ラケット「ジストTT」

 前衛用モデルのラケット。持ち手に近い部分は太く、しなりやすい楕円形の枠に近い部分は細く設計した。このためボールを捉えたときに枠全体でボールを包み込むような形になり、ラケットとボールの接触時間が延びる。ボールをコントロールしやすくなり、ボールが当たったときの感覚もつかみやすくなるという。
 ソフトテニスは2004年にルールが改正された。前衛選手はボレーやスマッシュのほかストロークなどのプレーが必要になり、対応できるラケットが求められていた。
 《11月26日。2万5200円》
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うーん・・・テニスというものをまったく知らない人がラケットについて書くと、こういう感じになるのだという見本のような文章だ。


「持ち手」がグリップのことを指すのはなんとなくわかる。

が、「楕円形の枠」とは何だろう? これがフレームのことを指すということに気がつくまでに少し時間がかかった。


「しなりやすい楕円形の枠に近い部分」という表現に至っては、「しなりやすい」がどの言葉を修飾しているのかわかりにくいため、ほとんど意味不明だが、これはミズノ社のリリースでは「シャフトのしなる部分」と書かれていた。だから、これらの用語を使って正確に表現しようとすると「楕円形の枠の近くのしなる部分」というのが正しいと思う。


しかし、「シャフト」を表現するのにわざわざ「楕円形の枠に近い部分」と言わなければいけないのか。もしかしてこの新聞社では専門用語とか英語(カタカナ語)を使うことが禁止されているのだろうか。戦時中の「よし1本!」を思い出したぞ(笑)


というようなことがあって夜に帰宅したら、ソフトテニスマガジンが届いていた。
パラパラとめくると、ミズノ社の広告、ナロさんの広告、そしてインフォメーションコーナーにもこの「ジストTT」が載っていた。


9月30日リリースだったわけだからなあ。仕込む時間は十分あったということだ。


記事に戻るが、最後の2行も少し笑えた。


2004年にルールが改正されてから今までの間、まるで前衛のショットに対応できるラケットが存在しなかったかのように読めなくもない。


全体としては決して間違ったことが書かれているわけではないのだが、ちょっとした文章表現の違いで、読む側の受け取り方はかなり変わってしまうのだということをあらためて感じた次第である。

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