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2011-09-21

グリップ考(上)

テニスにおいて、ボールに直接接触するラケットと自分の手の接点である「グリップ」は非常に大切だと思う。


「グリップ」というのは、普通、

 A.ラケットの握り方 
 B.ラケットの握る部分そのもの

という2つの意味で使われているのではないか。


昔の指導書などを見ると、Aは「グリップ」、Bは「ハンドル」(!)と書かれていることが多いが、いつの間にかどちらも「グリップ」と呼ばれるようになって、話がわかりにくくなってしまった。


Aについては、以前「グリップチェンジのすすめ」と題するブログで、ショットに応じたグリップチェンジの必要性を説いたことがあったので、今回はBのほうの話をしてみたい。


ほとんどのプレーヤーにとって、ラケットはとにかく握った感じがしっくりこないと使えない気がするのではないか。自分の手のひらでボールを打つようにラケットを操ることができたとしたら、それはグリップがしっくりきているということなのだと思う。


グリップがしっくりくるかどうかは、そのサイズ、つまり太さだけで語られることが多いと思うが、最近ではもっと微妙に形状を変化させたグリップが開発されてきている。


まず、ヨネックスが開発した「プレーシフトグリップ」。これは、従来ほぼ正八角形だったものに比べ、やや扁平な形状であり、グリップチェンジしたときのラケット面をわかりやすくするというもの。


扁平といっても硬式ラケットほど極端な形状ではないが、硬式もプレーする小生としては一度使ってみたい。ラケット面がそんなにわかりやすくなるのなら、なぜ今まで登場しなかったのか不思議だが、おそらくグリップチェンジが現在ほど頻繁に行われてこなかったからなのだろう。


一方、今年ミズノから登場した「ハンモックグリップ」は、従来平らだったグリップの面の一部を図のようにアーチ状にすることで、グリップの「角」がわかりやすくなり、グリップチェンジがしやすくなるというものだ。後衛用と前衛用でテーパー(グリップエンドから次第に細くなっていく角度)を変えるなど、かなり細かい設計になっている。


hammockgrip.gif



店頭で実際に握ってみたが、「角」が感じられる、というよりは、グリップ本体とグリップレザーの間にできた空間によって、グリップの「面」が少し凹むため、指先の収まりがよくなって、結果的にしっくりくる感じがするのではないか、という印象を持った。


(余談だが、小生は高校生から社会人にかけて、ミズノ製のラケットを3種類使ったことがあるが、いずれもグリップの感じがかなりしっくりきたという印象を持っている。伝統的にグリップへのこだわりを大切にしているのかもしれない。)


ところで、グリップの「角」をわかりやすくするという、この「ハンモックグリップ」の狙いを聞いて、正直「へぇ~」と思った。つまり、多くのプレーヤーが「角」のわかりやすさを望んでいるから開発されたということなのだと思うが、そんなに「角」をわかりやすくしたいのなら、やはりグリップレザーを天然皮革にするのが一番だと思っている。


次回は、天然皮革レザーの魅力を思い切り語ってみたいと思う。

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