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2009-12-30

イエローカード

このブログのタイトルにも使われている「イエローカード」は、もともとサッカーの世界で警告を行う際に使われているものです。イエローカードによる警告が重なるとレッドカードとなり退場となるわけです。

何年か前にソフトテニスでもこのイエローカードが導入されました。
日本ソフトテニス連盟が発行する「ソフトテニスハンドブック」をお持ちの方ならご存じだと思いますが、「表3(裏表紙の裏側)」にプラスチック製のイエローカードが添付されています。
しかし実際には、審判を務める人のうち、どれくらいの人がこのイエローカードを携帯しているのかは甚だ疑問です。
ぼくもハンドブック&イエローカードは持っていますが、いつも自宅に置きっぱなしで、試合のときに持っていったためしがありません。

「ソフトテニスハンドブック」を読む限り、審判はプレーヤーが禁止事項に違反した場合だけでなく、審判の判定に対して異議を申し立てた場合にもこのイエローカードを出せることになっています。そしてイエローカードによる警告が1試合あたり3回に達したら、その時点でレッドカードとなり、対象プレーヤーは失格となるのです。

異議申し立てはどんな大会であってもかなりの頻度で行われていると思いますが、ぼくは実際にイエローカードが出されたシーンを見たことがありませんし、出したこともありません。
現状では、イエローカードを出すのはよほどの場合であり、出すことがまだまだ奇異な印象を受けるため、ほとんどの審判はイエローカードを出さない、もしくはイエローカードを出すなどという発想がそもそもないという状況なのではないでしょうか。

しかし、せっかくこういうルールができたわけですから、もっとイエローカードを出さないことには、まったく浸透しないのではないかと思うわけです。

ぼくの大学の同期で、現在高校の教員をしているA君は、何年か前に地元で全日本実業団選手権が開催された際、審判要員として駆り出され、それこそ有名実業団チームの試合の審判を何試合も務めたそうです。
ご存じの通り実業団は団体戦であり、監督がベンチ入りすることが認められているわけですが、その監督たちがA君のジャッジに対してクレームをつけることが多く、A君はあくまで競技規則に則って、イエローカードを合計7回も出したそうです。学生時代から正義感の強かったA君らしいといえばらしいのですが、同期ながらあっぱれと、拍手を送りたいと思います。

前述の通り、イエローカードを出すという行為自体がほとんど浸透していないというのもありますが、選手・監督が一流どころになればなるほど、審判はビビってイエローカードなど出しにくい雰囲気になるのかもしれません。

10月の天皇杯決勝で、中堀選手がボールの落下点の跡を示し、判定が覆ったということがあり、これの是非についてネット上で議論が交わされたこともありましたが、この中堀選手の行為はおそらくイエローカードの対象だったのだろうと思います。
審判にしても、天皇杯優勝の史上最高記録を塗り替えようとしているような中堀・高川ペアに対して、イエローカードなど出せなかったというのが本当のところだったのではないかと思いますが、よく考えると、天皇杯決勝の審判を務めるような人はそれなりの資格を持っているはずであり、それならもっと毅然とした態度で臨んでほしかったと思います。

ソフトテニスは敗者審判にせよ、相互審判にせよ、プレーヤーが審判を務めるケースが多いためか、審判の尊厳が軽視される傾向にあるのではないでしょうか。審判が絶対であるということを徹底させるためにも、イエローカードはもっと活発に出されるべきであり、ぼくも来シーズンからは、ハンドブックとイエローカードを常に携帯して試合に臨もうと思っています。



※以上、審判は絶対だという前提に立った発言をいたしましたが、実際の運用上は必ずしもそうはいかないのではないか、という気持ちがあり、それについてはまた次回以降にお話ししたいと思います。


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