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2009-10-27

ソフトテニス“観戦記”の書き方

以前、「BRIDGE」というサイトで、ともにブログを書いていたじすたくんが、先日ソフオンのブロガーとしてデビューしたことを知りました。


先日兵庫で行われた天皇杯・皇后杯の様子がアップされているので、ぜひ読んでみてください。

このじすたくんの観戦記は本当に上手だなあと、以前から感心していました。
言うなれば、故・山際淳司氏や二宮清純氏など、著名なスポーツジャーナリストにも匹敵するものがあり、これはぼくの想像ですが、じすたくんはもしそういう仕事に就いていたら、今ごろ彼らと肩を並べる存在になっていたかもしれません。


自分にもこういう観戦記が書けたらいいなと思ったことはありましたが、いざ机(実際にはパソコンだったりしますが)に向かってみると、どうやっても書けない。いくら逆立ちしても書けないのです。

実は若いころ、占いで「文章を書く仕事が向いている」と出たことがありました。たしかに現在会社では文書を書く機会は多いですが、これはあくまで業務上の報告書や議事録のようなものが中心で、人々を惹きつけたり、感動させたりするものとはまったく次元の違うものです。
あとは、せいぜいこうやって書いているつまらないブログくらいでしょうか。あの占いはいったい何だったのでしょうか。。。


観戦記が書けない、といっても目の前で行われている試合を描写することはできると思います。
しかし、それでは面白くも何ともないでしょう。それは誰が書いても同じだからです。

優れた観戦記に求められるもの・・・それはおそらく選手の内面、すなわち心の動きに関する深い洞察ということではないでしょうか。それを精密に描写することが限りない臨場感と躍動感を生むのだと思います。

たとえばじすたくんの次のような描写。


「最後の最後まで藤本選手を信じて相手後衛と打ち合った東田選手の心の強さ」


頭が固く理屈っぽい冬のアナタはこういうとき、「東田選手が藤本選手を信じていたかどうかは誰にもわからないのではないか?」などと考えてしまうのです(苦笑)。

こういう話になると、中学や高校の頃の国語の問題を思い出します。
長文読解で、次のような問題はありませんでしたか。


【問】このときの主人公の気持ちに最も近いものを次のア~エから選びなさい


ぼくはこの手の問題が最も苦手でした。問題を考える前に「主人公に聞いたわけでもないのにそんなことがわかるわけないだろう」「作者に聞けばわかるかもしれないが作者はもう死んじゃってるじゃないか」などと理屈を並べ、問題を全否定して考えることをやめてしまうのでした(笑)。

そういうわけで、ぼくは正解か不正解かがはっきりしない国語という教科がキライでした。(それでも大学で国語を専攻したのは皮肉なことです)


話を戻します。
たしかに選手の心の内面は、根掘り葉掘り取材でもしない限り、他人にはわからないものだと思いますが、そこは見ている側がある程度“創作”してかまわないのではないか、それが「観戦記」ということではないのか、という気がしてきました。
もちろん、選手本人から抗議されるようなことは書けないわけですけれども。

そのように考えると、自分の中でモヤモヤしていたものが少し晴れたような気がしてきました。
・・・と言っても、すぐに観戦記が書けるというわけではまったくないんですが(笑)


というわけで、じすたくんの天皇杯・皇后杯観戦記はもうしばらく続くようです。お楽しみに!


PS.

先ほどの、

「最後の最後まで藤本選手を信じて相手後衛と打ち合った東田選手の心の強さ」

という描写についてですが、よく見たらそのすぐ後に、

「僕はそんな風に感じました」

とありました。

そうか、こういうふうに書けば突っ込まれることもないのか!とあらためて感心した次第です。

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