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2009-10-18

サービスのトスに関するルールの話

最近、「ソフトテニスQ&A」というサイトを見つけました。今まで常識だと思ってきたことについて、わりと鋭い質問が寄せられておりなかなか考えさせられます。

その中で「ソフトテニスではなぜサービスのトスを上げ直すことができないのか?」という質問がありました。

この件に関しては、以前からモヤモヤしたものを感じており、いずれきちんと問題提起しなくてはいけないと思っていたので、これを機会に現状の問題点を整理し、今後へ向けての提言を行いたいと思います。


<サービスのトスについての現状>

1)現状では、サービスのトスを上げてそれを打たなかった場合はフォールトとなります。なお硬式では、理論上は何度でもトスを上げ直すことができるのはご存じの通りです。

2)また、サービスを行う際、トスを上げようとする前であっても左手(ラケットを持たないほうの手)に持ったボールを落としてしまったら、フォールトとされることが一般的だと思います。

3)その他、このあたりが非常にファジーなのですが、以前は(現在のイエローカードが導入される前の話です)サービスの際、トスを上げる前にボールを左手でポンポンと地面に弾ませる行為は、直ちに失点とはならないまでも注意・警告の対象となっていたと思います。ところが現在は、ぼくが見ている限り、この行為はまったく問題になっておりません。それどころか、ラケットを使ってポンポンと地面に弾ませるという行為も、同じく問題にはなっておりません。


ルールブックを見てみました。
============================
<競技規則第25条>
サービスがフォールトとなる場合は次の通りとする。
(中略)
(2)サービスをしようとして手から放したボールを打たなかった場合。
============================

競技規則がこんな文言になっているとは知りませんでした。

「サービスを“しようとして”」とはどういうことでしょう?
トスを上げてそれを打たなくても、「サービスをしようとしてボールを手から放したわけではない」と主張すれば、フォールトにはならないのでしょうか。
「しようとして」という、個人の意識に関わる項目が、競技規則の条文に使われていること自体、解釈が困難になるのではないでしょうか。

この競技規則に従えば、上記の2も3も、サービスをしようとしてボールを手から放しているわけではないことは明らかですので、フォールトの対象にはならないはずですが、なぜか2だけが現在でもフォールトとされてしまっているのは、とても不思議なことだと思います。

硬式と違って、ソフトテニスではサービスのトスの上げ直しはできない・・・このことは硬式テニス界の人たちにはまったく知られていません。ぼくはソフトテニスという競技の厳しさを説明する際に、ゲームが非常に短く短期決戦であるということに加えて、このサービスのトスの話を必ずするようにしています。

ただ、個人的には、ソフトテニスにおいてもトスの上げ直しは認めてもいいのではないかという気がしています。ルールとしては甘くなると思われるかもしれませんが、そのことによってダブルファーストが増え、競技としてのレベルは逆に上がるのではないかと思っています。


唐突ですが、ルールの条文と実際の運用があいまいになってきている現状に業を煮やし、今後のルールに関する私案を次の通り提示したいと思います。


ア)トスの上げ直しは何度でも可とする。したがって、サービスの前にラケットや手を使ってボールを地面に突くことも可であり、ボールを誤って落としてしまった場合などもフォールトとはならない。

イ)ただし、いずれの場合も競技規則第15条および第21条に抵触すると判断される場合は、警告の対象となる。

ウ)なお、トスを上げて打ち損なった場合(空振りを含む)はフォールトとする。

============================
<競技規則第15条>
(2)マッチの開始から終了まで連続的にプレーし、次の行為をしてはならない。
(中略)
ア 相手がレシーブの構えをしているのにサービスをせず、又は相手方がサービスをしようとしているのにレシーブの構えをしないこと。
イ 故意にゲームを長びかせる行為をすること。
(後略)

<競技規則第21条>
サービスは正審のコールがあった後、レシーバーに用意ができることを確認して、すみやかに行わなければならない。
============================


いかがでしょうか。

実はトスの上げ直しについては、現状のままでいいんじゃないの?という気持ちも半分くらいはあるのですが、現行のルールでは、ボールを落としてしまったり、バウンドさせたりすることとの違いがあいまいであり、非常に気持ち悪いので、そのへんをきちんとさせたいというのが本音です。

皆さんのご意見もぜひお聞かせいただきたいと思います。




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