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2007-10-28

お宝をGET!

およそ2ヶ月ぶりの更新となります。


先週行われた天皇杯・皇后杯は浜松ということで、昨年の福岡よりははるかに近く、軽いノリで見に行くつもりでいたのですが、ジュニアの大会(来年3月に白子で行われる全国小学生大会の東京都予選)と重なってしまい断念することとしました。


その分、といってはなんですが、本日NHKで放映された男女決勝はビデオに録って観戦しました。


女子決勝で惜しくも敗れた16歳の佐藤那帆選手。昨年の皇后杯ではまだ中学生でしたが、2日目に残るという大健闘、そのとき初めてプレーを見たのですが、あどけなさのかけらもない堂々としたプレー、これが本当に中学生かと疑わざるをえないこなれたプレーに驚きました。
そのまま就実高に進むのかと思いきや、実業団の道を選び高校の試合には出ないという、これまでの常識をあっけらかんと覆す型破りな選択にも心底驚いたものです。


優勝した杉本・上嶋ペア。昨年同じ決勝を闘った先輩の上嶋選手と組むという重圧と戦いながら結果を出した杉本選手の精神力を讃えたいと思います。


しかし、杉本選手が試合中にときどきドランクドラゴンの塚地のような表情に見えるのが気になる・・・(笑)


さて、このたびあるネットオークションで面白いものを手に入れました。
「昭和20~30年代全国各地庭球試合プログラム30部」というものです。

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 ▲レトロなプログラム群。「昭和護謨」の「護謨」は「ゴム」と読みます。


実際に届いたプログラムを数えたところ、同じものが複数入っていたりしたのですが、それらを除いても全部で34種類ありました。
硬式のも混じっているかもと覚悟していたのですが、結果的に全部軟式のものでした。(1冊だけ準硬式野球のものがありましたが 笑)


思ったより年代の古いものが多く、したがって期待していたほどには知っている人の名前が見当たらなかったのですが、それでも十分です。一部では「マニア」のレッテルを貼られているようですが、この手の古文書というか、資料を手にするとき、本当によだれが出そうになり、自分がつくづく「マニア」であることを感じます。


今回入手したプログラムの大会名は文末に記した通りです。
一つ一つ解説していくと何時間あっても足りないので、それはまた別の機会にしますが、下記のプログラムの中で唯一選手の顔写真が載っているのが、第2回・第3回アジア大会のものですので、これについてちょっと触れます。


第3回(1960)のプログラムには「右近美紗子」選手が載っています。彼女こそが、後にナガセケンコーの監督を務める大野美紗子さんなのですが、当時はまだ19歳という若さでした。


話は変わりますが、天皇杯・皇后杯の通算優勝回数が最も多いのは、中堀・高川組の7回ですが、彼らが新記録を樹立する前の最高記録は、今井芳夫さんという後衛の6回でした。
今井さんは、1947、1950~1952、1956、1959と優勝されていますが、3名もの前衛と組んでその偉業を達成しているのでした。


これまで岡山県の人という以外に、今井さんに関する情報がなかなかなかったのですが、今回、第2回アジア大会の日本代表になっていたのを見つけました。
顔写真とともにプロフィールを転載したいと思います。


071028_0000~0001
岡山県吉備商業高校出身、つとに岡山の後衛今井として知られ、昭和22・25・26・27・31年度天皇賜杯全日本選手権に優勝、22・23・25・30年度西日本選手権に優勝・国体優勝6回に及び全国都市対抗にも岡山市優勝の因をつくっている。現在岡山鉄道管理局施設部総務課勤務、国鉄庭球倶楽部所属。38歳。


38歳で日本代表を務めているということにまず驚きましたが、このアジア大会で日本チームの主将を務めた三宅平さんという前衛(今井さんと組んで天皇杯3年連続優勝)は46歳でした。
決して全体的に年齢が高かったわけではなく、代表の大半が20代なのですが、40代で日本代表になれるというのは、いったいどういう環境だったのでしょうか。


この今井さん、この第2回アジア大会の翌年に6回目の天皇杯優勝を遂げています。単純計算で39歳での優勝ということになります。
すごい!
中堀・高川もまだまだ頑張れるのではないかと期待しています。


というわけで、温故知新ここに極まれりという感じのブログになってしまいました。
時間をかけて各プログラムをじっくり見ていきたいと思います。


※入手プログラム一覧
■第2回アジア選手権大会(1958)
■第3回 〃  〃  〃(1960)
■東日本選手権大会(1963)
■長瀬杯第10回関東大会(1957)
■全東京選手権大会(1955)
■第2回昭和護謨杯全東京大会(1954)
■第3回  〃  〃  〃 (1955)
■第4回  〃  〃  〃 (1956)
■第5回  〃  〃  〃 (1957)
■第6回  〃  〃  〃 (1958)
■第8回  〃  〃  〃 (1960)
■第11回  〃  〃  〃 (1963)
■全東京高等学校男子選手権大会
 兼第14回国民体育大会東京都予選第一次戦(1959)
■長瀬杯争奪全東京高等学校男子新進大会(1959)
■全日本・関東男子高校選手権大会東京都予選(1960)
■全東京高等学校男子新進大会(1960)
■東京都高等学校総合体育大会
 兼全国高等学校男子大会東京都予選(1961)
■大野杯近県軟式庭球大会(1954)
■林杯大会(1961)
■第2回井上杯大会(1960)
■第7回玉川トーナメント(開催年不詳)
■東伏見トーナメント(1955)
■春季中野区大会(1960)
■第2回山崎杯壮年大会(1961)
■第1回中央沿線対抗戦(1954)
■第13回全国鉄大会(1959)
■第2回水鉄大会(1961)
■栃木県下高等学校大会(1955)
■萩原秋彦先生引退記念全国招待大会(1959)
■第3回東京六大学リーグ戦(1953)
■第5回宮島杯東西対抗大会(1954)
■第9回宮島杯東西対抗大会(1958)
■第11回宮島杯東西対抗大会(1960)
■全日清関東地区大会(1958

コメント

冬のアナタさん、こんばんは。
古いドローがネットオークションに出るなんて、ネットオークション音痴の私にはビックリ!!です。またそれを見つけるアナタもスゴイ!買ってしまうのもスゴイ!高かったんでしょうね。
私も自分の試合は中学の初試合から大学最後のリーグ戦まで全部とってありますが、押入れの奥の奥で朽ちている事でしょう(汗)

すごいプログラムですね。
中身を見るとすごい選手の名前があるかもしれませんね。
ブログ掲示板のコメントにあったように、首都圏では鉄道沿線大会が盛んなようですね。私は、中央線沿線、西武線沿線、小田急沿線の大会(いずれも団体戦です)に出たことがあります。

コメントありがとうございました。
>クッキーの父さん
「高かったんでしょうね」とのコメントをいただきました。そういえば肝心の値段のことを書き忘れてしまったのですが、これだけいろいろ揃っていて全部で1000円+送料だったのです。1部あたり約30円ですか。
おいしい!おいしすぎる話です。よだれが出続けたのもおわかりいただけるかと思います。
たぶんゼロが一つ多くても買っていたと思いますが(笑)
>さすらい人さん
すごい選手の名前は至るところに見られます。
・多くのドローで「熊埜御堂」の名前が見られます。
・「神和住」という名前も見受けられますが、これはあの神和住純選手のお父さんですね。
・第3回アジア大会の日本代表には、後に日本連盟の重鎮となる斎藤孝弘氏、西村信寛氏の名前があります。
・東京都高校選手権の第1シードに「保倉・土橋(巣鴨)」とありますが、これってあの保倉さんでしょうか。
・東京六大学リーグのドローで早稲田の選手に「林敏弘」という名前がありました。
なお「中央沿線大会」というのは、新宿区・中野区・杉並区・武蔵野市・立川市・八王子市による対抗戦だったようです。

冬のアナタさんおばんでございます。
いやぁ~本当に凄いですね!出品者も良くオークションに出しましたね!(驚)またクッキーの父さんが仰るように見つけるも凄いし、買ってしまうのも凄いですね!出品者も驚いてるんじゃないですかね?落札者が居て!(笑)
お宝ですね!

じゃじゃさん、こんばんは。
このドローのセットは同一人物によって古本屋に売られたのではないかと推察しています。
アジア大会のドローでは、韓国や台湾の選手の紹介欄(顔写真つき)に、各選手本人のサインをもらっていたりしていることから、元の所有者は日本の代表選手本人か、もしくはかなり近いところにいた人ではないかと思います。
本人が亡くなったことに伴い、遺族が売りさばいてしまったのかな、などと勝手な想像をしているところです。
こんなドローたちを出品するほうも、落札するほうも、ちょっと常軌を逸しているかもしれません。
そんなわけで、今回のオークションは他の入札者なしで開始価格のままで落札できたのですが、実はこの出品物をチェックしていた方が身近におられたのです。(笑)

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