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2007-05-15

大会は誰のものか?

前回のブログで、世界大会代表予選会を見に行った話をしましたが、そのときのことです。


大会初日(5/3)の試合開始は9:30で、ぼくは10時前には会場に到着していました。
大会プログラム(ドロー)を持っている人は見かけても、売られている気配がないので、ぼくはクラブハウス2階の大会本部に行って「ドローは売ってないんですか?」と尋ねました。
すると「いやあ、もう全部なくなっちゃったんですよ」との返事。
まだ大会初日の朝だというのになくなっちゃったはないだろうと思い、「増刷する予定はないんですか」と聞いてみたら思い切り首を横に振られてしまいました。
「これなら差し上げられますが」と言いながら大会役員の方がドローのコピーを無償でくれたので、それ以上文句を言うわけにもいかず引き下がったのですが、プログラムの印刷部数は誰がどのように決定したのでしょうか。


 「100部でいいべ?」
 「んだっちゃね~」
 (あ、仙台で印刷したという思い込みで会話が訛ってます)


そんなふうにして安易に決めたとしか思えません。
そこには大会を見に来る人のことなど、まったく考慮されていないように思うのです。


これと似たようなことを2002年の天皇杯(新潟市)で経験しました。
大会初日の早朝クルマで東京を出て午前中には会場に着いたのに、プログラムは売り切れ。おまけに会場周辺にはコンビニや飲食店などないのに、弁当ひとつ売られていませんでした。


こういう経験をするたびに「大会は誰のものか?」ということを考えざるをえません。
プロのテニス(硬式)では、
 ①観客(たいていの場合入場料を払っている)
 ②選手および関係者
 ③大会主催者(もしくは協賛企業)

の順に大切にされているように思います。コートやスタンドだけでなく、会場の外でサーブのスピードを競うコンテストが行われていたり、ファンサービスが充実しています。
もちろんプログラムが売り切れるなんてことはありえないし、食事だって十分とはいえなくてもある程度は摂ることができます。


これがソフトテニスではどうでしょう。
 ①選手および関係者
 ②大会主催者
 ③観客

の順になっていないでしょうか。いや、分散会場で苦労をかけたり、明らかに土砂降りで試合は不可能なのに、わざわざ会場まで集合させたりという、大会主催者の選手に対する横暴ぶりを考えると、
 ①大会主催者
 ②選手および関係者
 ③観客

であると断じてもおかしくないかもしれません。


ソフトテニスの観客はないがしろにされているのです。国内に競技人口が54万人いるにもかかわらず、ソフトテニスがマイナースポーツとされがちなのは、「見せる(魅せる)スポーツ」としての成熟度が著しく低く、しかもそれに気づいていない点に原因があるのではないかという気がしてなりません。


今回の大会も、大会2日目からは各コートにスコアボードが設置されましたが、初日は人員の問題からか、それもありませんでした。
選手と関係者には弁当を予約制で提供していましたが、観客が食事をできるような環境はまったく用意されていませんでした。


日連にしてみれば所詮は「内輪の予選会」にすぎず、したがって「第三者に見せることは二の次」と高を括っているのかもしれませんが、天皇杯よりも厳選された選手たちが集結するハイレベルな試合、特に2日目以降などは東京インドアのような顔ぶれです。ぼくみたいに東京から新幹線とレンタサイクルを乗り継いで駆けつける変人は別にしても、地元から中堀・高川をひと目見ようと、中高生を含む多くのファンが見に来るのです。
大会役員の方々の中に、こういう層の気持ちを理解できる人はいないのかと思うと非常に悲しくなります。


だんだん愚痴になってきたのでこのへんでやめますが、結論としては「競技人口を増やすだけが活性化や発展ではない」ということでしょうか。
既存の枠組みによる大会に、もはや観客へのホスピタリティを期待できないのであれば、自分たちで作るしかないかもしれませんね。チヨコさんやナロさんもおそらく同じようなことを考えておられると思いますので、今度また飲みながら“作戦会議”をさせてください。

コメント

私も初日開会式直後に到着したのにプログラムはもうありませんでした。
今始まったばかりなのに!?とびっくり
そして、食事の案内は全くなく選手は買いに行く暇もどこに行けばよいのかもわからず、買いに行ってくれる人がいないと食事取れないようでした。
そして、宮城県民として悲しかったのは、仙台まできてすばらしいプレーを見せてくれる選手のミスに拍手する事です。森田ファンではあるけど
やめてー! と叫びたい気持ちでした。 本当にすいません。宮城県民として誤ります。

いや~全く同感です。
久々に冬のアナタさん流の視点によるブログですね!
『試合は誰のもの』はトップだけに限らず、どの大会にも感じます。

私もまったく同感です。
ですので、所属協会主催の中学生の大会は保護者にお譲りする分を結構作成し喜ばれています。
やはり見に来た人が何処で誰の試合をしているか分からないと、見に行こうと思いませんし観客が増えなければ大会も盛り上がりませんよね。

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