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2015-07-27

試合終了時の「お作法」

試合が終わった後、選手も審判もネットの中央に集まって挨拶を交わす、ということは誰もがやっていることだと思うが、その際、どこに立つのが正しいのか、ということについては案外正しく理解されていないのではないかと思う。


そういう小生も、決してきちんと把握していたわけではなく、このたびルールブックを読み返してみて初めて、自分を含め、いかに誤った運用が多いかを思い知ったのである。


せっかくなので、クイズ形式にしてみた。
次の2問にご回答いただきたい。



【Q1】試合終了後の選手の立ち位置として適切なものを選べ

試合終了後1

 ア、まずAの位置に立ってからBに移動して挨拶
 イ、直接Bの位置に寄って挨拶



【Q2】試合終了後の副審の立ち位置として適切なものを選べ

試合終了後2


 ア、A
 イ、B
 ウ、A・Bどちらでもよい


<解答・解説>
日本ソフトテニス連盟「審判規則」から、関係あると思われる記述を抜粋する。


==========================
第4章 マッチの進行
(マッチの進行)
第23条 アンパイヤーはマッチの進行を次のとおり行う。
 (12)マッチが終了した後、正審は「ゲームセット」の
   コールをして直ちに審判台を降り、プレーヤーを待
   たせないようにプレーヤー及び他のアンパイヤーも
   ネットの傍に寄る。正審が「○対○で○○の勝ち」
   等と勝敗の宣告をした後、プレーヤー同士、そして
   プレーヤーとアンパイヤーが挨拶をして解散する。
==========================



上記の通り、「ネットの傍に寄る」としか規定されていないので、正解はQ1=イ、Q2=ウということになるのだが、さまざまな大会などに参加していると、これが理解されていないと思わざるをえない場面をよく目にする。


まずQ1だが、アのAの位置(サービスラインの外側)に立ってからというのは、試合開始時の話であって、試合終了後はこの限りでないのである。これを知らないプレーヤーが多すぎるのが残念だが、もしかすると、中学や高校、あるいはレディースなどの世界で、誤った“指導”が行われているのではないかと疑いたくなる。


Q2も、試合開始時はAに立つことになっているので、試合終了後もそうなのだと誤解しているプレーヤーが多いのではなかろうか(小生もその一人であった)。


このような、ソフトテニスという競技の本質とは何の関係もない領域の話は、基本的にどうでもいいんじゃないかというのが小生の本音なのだが、その一方で、仮にソフトテニスという競技を、オリンピックの正式種目にしたいなどと考えるのであれば、少なくとも全国のどこに行っても、このへんの運用が一律になっていることが最低の条件なのではないかという気もする。


また、このようなある意味いい加減な運用が行われている背景には、現在の審判員制度の問題も大きいと思っている。他の競技と異なり、選手自身が審判もしなければいけないケースがほとんどなのだが、それにしては、ルールや審判のしかたに対する理解が恐ろしく低いのではないかと思わされる場面が多すぎるように思う。


審判員制度の問題については、また別の機会に問題提起をしたいと考えているが、要は審判員の資格を簡単に与えすぎているのだと思う。結局は全員が合格させてもらえる、というのが、小生がこれまで経験してきた審判講習会の実態だからだ。

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