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2015-03-14

本当に見られるのか自信がない映画「案山子とラケット」

おそらく史上初の「ソフトテニスの映画」として、「案山子とラケット」なる映画が今春公開されるという。

 
この映画、どの程度まで意図的だったのかはわからないが、キャストに柳葉敏郎、星田英利(ほっしゃん)などソフトテニス経験者を多く起用しているところに期待が持てる。


というのは、この手のスポーツ実写ものの映画やドラマで、登場人物のプレーがあまりにもヘタクソだと、一気に興ざめするからだ。


古くは、水島新司作「野球狂の詩」の実写版映画(1977年)で、ヒロインの水原勇気役を演じたのが、これまた懐かしすぎて涙が出る木之内みどりだった(木内みどりとは似て非)のだが、このピッチングフォームが何ともいただけなくて、ガッカリした記憶がある。

野球狂の詩
▲(左)原作「野球狂の詩」 (右)映画「野球狂の詩」


話が脱線してしまった。

というわけで、面白い映画なのかどうかは見てみるまでわからないが、ソフトテニスを核とした映画ということで、少なからず興味深い。聞いた話によると、昨年、千葉県白子町で行われたインターハイでロケをやったというから、かなり臨場感のあるシーンがたくさん見られることも期待できるのだ。


東京都民である小生は、新宿か渋谷でこの映画を見て、帰りにテニスショップでも寄って、そのあと飲みに行けたら楽しいだろうなー、などと漠然と考えていたのだが、それがとんでもなく甘い幻想にすぎないことを思い知らされたのだった。


というのは、


 東京都内では、1ヶ所だけ、しかも板橋区の映画館でしか上映されない


ということが判明したからである。


東京には映画館が無数、とまでは言わないまでも、相当数存在する。新宿や渋谷などの繁華街では、かなりの数の映画館が、かなりの数の映画を毎日上映し続けているのだ。


ところが、この「案山子とラケット」が上映される映画館は、都内では次の1ヶ所だけだという。


 イオンシネマ板橋


なんだよ、それ。 と思う。


長年東京に住んでいるが、この板橋という土地は、かなりなじみの薄いところであり、東京都の白地図を見せられても、たぶんどこにあるか答えられない区の一つである。


東京都は面積は小さいものの、日本の人口の約10%が集まっているとも言われている土地なのだが、そこでこの映画を上映している映画館が1つだけしかなく、しかもその映画館が板橋であるということに、心底ガッカリしている。


ソフトテニスに関わる者として、この映画はぜひ見に行きたいと思っているのだが、映画館が都内に1つしかないのでは、結局見られないかもしれないという気がしている。


先日のブログでも触れたが、この「案山子とラケット」という映画は、日連が「協力」という立場で関与しているという。

『案山子とラケット』製作委員会



この映画の制作費を誰がいくら拠出しているのかわからないが、「協力」ということは、日連は“金は出さないが口は出す”というスタンスで関わっているものと推測した。


上映される映画館の数はどうやって決まるのか、小生は知らないが、やはりそこには「金」が大きく左右するのだろう。この映画の成り立ちから考えて、ジブリ映画のようにあらゆる映画館で上映されることを期待してはいけないのかもしれないが、それにしてもお粗末な話である。


先日のブログで、日連のやることなすことが「仏作って魂入れず」である、というようなことを指摘したが、今回のこの映画もまったく同じパターンだ。


ソフトテニスの映画を作るというところまではすばらしい。前例がないわけだから、画期的な試みであり、ソフトテニスファンにとっては非常に楽しみである。しかし、何のために映画を作ったのかというと、ソフトテニス関係者だけではないもっと多くの人に見てもらって、ソフトテニスを普及・啓蒙したいからではないのか。


であるなら、できるだけ多くの人に見てもらう方法まできちんと考えて実行して初めて、有効な施策と言えるのではないか。「ソフトテニスの歌」や「マスコットキャラクター」のように、今回の映画も「作って終わり」になっているとしか思えないのである。


それともう一つ気になるのは、今回、史上初のソフトテニスの映画ということで、ソフトテニス関係者は盛り上がっているが、映画の中でどれほどソフトテニス独自の魅力、(硬式)テニスとの違いを伝えきれているのか、ということだ。


一般の人には、テニス関係者が考えているほど、硬式と軟式の違いなど意識されていないのだ。
今回の映画も、あー中学校だから軟式なのね、で終わってしまわないかと危惧しているのだが、そのあたりは見てのお楽しみとしよう。


最後に、全国で上映される映画館の一覧を添付する。
ご覧の通り、各都道府県とも1箇所でしか見られず、しかも、多くの県で「見られる映画館が県庁所在地に存在しない」という事態が発生していることがわかる。
「案山子とラケット」というタイトルにちなんで、いかにも案山子が立っていそうな場所だけで上映しようとした結果だとしたら理解できるのだが(笑)

該当する映画館が近所にない方は、映画のチケットと同時に電車のキップも買いましょう。

上映映画館

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