--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2014-03-02

ソフトテニス・ネイティブ

もう2~3年前のことになるかもしれないが、あるソフトテニス関係者の飲み会で、隣り合わせたママさん選手と硬式テニスの話になった。


このブログのプロフィールをはじめ、これまで何度かにわたって書いている通り、小生は中学から社会人まで続けた軟式テニスをきっぱりとやめ、硬式に没頭していた時期がある。


硬式を始めた最初のころは、バックハンドもボレーもウェスタングリップで軟式と同じ打ち方をしていたが、わりと早い段階でウェスタングリップの限界を悟り、少なくともバックハンドとボレーについては、硬式の基本となる打ち方の習得に努めたのだった。


その結果、カミングアウトしない限り、軟式経験者であることがわからない程度にはなったと思う。


40代になって、ジュニアとママさんの練習のお手伝いをきっかけに再び軟式に関わるようになったのだが、そのころは、たとえば午前中に硬式のスクールに行き、午後からママさんソフトテニスの練習に行く、というような“両刀遣い”をしていたのだった。


その飲み会で隣り合わせたママさんは、もともと軟式出身者であるが、小生と同様、途中で軟式をやめて硬式に専念していた時期があり、現在は再び軟式オンリーだという。


話題は「なぜ硬式を経て再び軟式に戻ったのか」という話になっていった。
ここで小生の口をついて出たのは概ね以下のような内容だった。

==========================
やはりDNAが軟式なんだと思います(笑)。

硬式もそれなりにできるんだけど、なんか外国語で話して
いるような違和感がある。

自分にとっての母国語はやっぱり軟式なんです。

“ソフトテニス・ネイティブ”とでも言うんでしょうか。
==========================

それまで軟式と硬式の関係を、母国語と外国語の関係になぞらえて整理したことなどなかったのだが、どうして上記のようなことがいきなり口をついて出てきたのか、自分でも少し驚いた。


しかし、これは軟式出身で硬式をやったことのある人なら、わかってもらえる感覚なのではないかと思っている。
「外国語で話しているような違和感」というのがわかりにくいのであれば「左手(非利き手)で箸を使っているような違和感」と言い換えてもいいかもしれない。
要は無意識に道具や言葉を扱うことのできる状態が“ネイティブ”なのであり、そうでない場合に違和感を覚えるのだろう。


そんなわけで、小生が再び軟式中心の生活に戻ってからずいぶん時間が経った。
現在では硬式をやる機会はほとんどなく、どっぷりと“母国語”に浸っている状態である。


ただ、硬式に“留学”していた時間と、そこから得た“外国語”のスキルは現在でも自分の財産となっており、自分の“母国語”の幅を広げてくれたと思っている。


特にボレーやスライスショットで用いるイースタングリップは、軟式でもさまざまな場面で使える非常に便利なグリップだ。(このグリップについての詳細は過去ブログ「グリップチェンジのすすめ」を参照のこと)


また、いくらDNAが軟式だといっても、試合中相手のミスに思わず「ラッキー」と言ってしまうなど、決して自慢できないDNAもある。


ソフトテニスのDNAは決して変えられないものではないはずだ。今後はそれらをよりよいものに“品種改良”して、次の世代に引き継いでいきたいと思っている。

スポンサーサイト
Copyright (C) 軟式庭球研究所. All rights reserved. Template by Underground
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。