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2012-04-19

クラブ名の傾向

ソフトテニスは、学校教育の一環として行われている要素も強く、競技人口のうちかなりの部分を中学生・高校生が占めているが、その一方で社会人というか、いわゆる一般のコアな愛好者も多く、その大半は“クラブ”という団体に所属して活動している。


今回は、その“クラブ”の名称について眺めてみたい。というのは、現存するソフトテニスのクラブ名には「●●クラブ」という名称があまりにも多いのではないか、と思ったからである。


サンプルとして、東京都連盟に加盟する団体を取り上げることにした。東京都では、毎年春と秋に「クラブ戦」という団体戦が行われており、出場団体もかなりの数に達している。ある部で1位になると自動的に上の部に昇格し、逆に最下位になると下の部に降格することから、実は相当な緊張感をもって行われている大会であり、昇格したクラブは、その夜、あちこちで美味しいビールをしこたま飲んでいることが容易に想像できるのである。


今回は、今年度(平成24年度)の春に予定されている、男子クラブ戦の顔ぶれをサンプルとして、集計・分析してみることにした。


男子クラブ戦におけるチーム数は全部で109。このうち、「●●クラブA」「●●クラブB」のように、同じクラブでありながら、Bチーム・Cチーム・・・を作って臨んできているクラブも案外多いので、その重複を除くと、エントリーしているクラブの数は85ということになった。


この85のクラブの名称を、タイプ別に分類してランキング化してみた。
以下、ランキング下位のほうから順に紹介してみたい。(カッコ内数字は全体に占める比率)


【第8位】 「●●組」 2件 (2.4%)

わずか2件なので具体的な名前を挙げてしまうと、「若月組」と「同志組」ということになるのだが、どちらのクラブもかなりの実力を持ったクラブである。小生はこのクラブの人たちのことを、ひそかに「組関係者」と呼んでいる(笑)


【第6位=同率】 「●●テニス」 4件(4.7%)

後述する「●●クラブ」ではなく、あえて「●●テニス」としているところが興味深い。実は「●●テニスクラブ」なのかもしれないが、そうなると本分析での分類が変わってきてしまう。
もし自分が「●●テニス」というクラブ名をつけてみろ、と言われたら、迷わず「アフターテニス」と命名するだろう。


【第6位=同率】 「●●STA」 4件(4.7%)

「STA」というのは「ソフトテニス連盟」の略であろう。「●●」の部分にはたいてい自治体の名前が入っていることから、これが支部連盟であることはまず間違いない。個々の事情はよくわからないが、支部連盟によっては、連盟が自らクラブとして大会に参加しているというケースはあるようで、これらはそういう団体のようである。


【第5位】 「●●STC」 5件(5.9%)

「STC」は言うまでもなく「ソフトテニスクラブ」だと思うが、なぜ「●●ソフトテニスクラブ」と名乗らずに「●●STC」なのか。たぶんアルファベット好きの人の提案によるものなのだろう。「●●FC」というサッカーのクラブに通じるある種の“カッコよさ”を追求した結果ではなかろうか。


【第4位】 「●●会」 7件(8.2%)

これら7件の中には「●●庭球会」という名のクラブ1件が含まれている。これなら何の会だかわかりやすいが、単に「●●会」のようなネーミングだと、「稲川会」「一和会」などと同じような“広域指定系”ではないかとの誤認を受け、「●●組」と同様に、会員が「組関係者」と呼ばれる危険性がある(笑)


【第3位】 その他 10件(11.8%)

この「その他」は、どのグループにも分類できないものである。
個人的には、この「その他」は今後若いクラブを中心に増えていくのではないかと推測している。
中に「富士桜部屋」という名前のクラブがあり、そこのメンバーとは試合で何度か対戦したこともあるのだが、小生はこのクラブの人たちのことを、ひそかに「部屋関係者」と呼んでいる。


【第2位】 企業・団体名 13件(15.3%)

いわゆる企業名、もしくは官公庁の団体名によるものである。
事情はいろいろあるだろうが、基本的には「会社公認」の実業団なのだろうと解釈した。
このほか「新日鐡クラブ」「みずほFGSTC」というクラブがあるが、これらは企業名+αであるため、それぞれ「●●クラブ」「●●STC」のほうに分類することとした。


【第1位】「●●クラブ(倶楽部・CLUBを含む)」 40件(47.1%)
      
ある程度わかってはいたが、やはりこれが堂々の1位であった。全体の半数近くがこの「●●クラブ」であることがわかる。
「●●」には地名が入るケースが多いが、そのほか「赤門クラブ」「稲門クラブ」のように特定の学校を示しているケースや、「●●庭球クラブ」「●●テニスクラブ」というタイプも含まれている。



ここから先は私見なのだが、この「●●クラブ」という名称は、全国的に見ても伝統あるクラブであるケースが多いのではないかと思う。
したがって、クラブ名称を簡単に変えることなどできないのかもしれないが、客観的に見るとどうしても昭和の香りが拭い去れない。


先日のブログで、硬式の区民大会(団体戦)をちょっと観戦した話を書いたが、この大会での各チーム名は、そのほとんどが、上記の「その他」に分類されるものであった。


要は、チーム名に遊び心と自由さがあるのだ。


「●●クラブ」という名称や、昭和の香り(?)を決して否定するわけではないのだが、ソフトテニス界ももう少し発想や表現に柔軟性・多様性があってもいいのではないかという気がしてならない。


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