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2010-07-30

広州アジア競技大会に「ソフトテニス」は入っていなかったという話

11月に中国・広州で行われる「第16回アジア競技大会」の「ソフトテニス競技」の日本代表選手が、日連のホームページで発表されている。


顔ぶれはわりと順当、というか、“意外”という感じがほとんどしないメンバーであり、特に中堀・高川がきちんと入っているのはやはり嬉しい。


ところで、今回に限っていえば、代表メンバーが云々という前に、どうしても次のような言葉が口をついて出てきてしまう。


 “おい! その前に何か言うべきことがあるんじゃないのか?”


はっきり言って小生は怒っている。


小生が何を怒っているのかわからない方のために、簡単に解説させていただこう。


今回のアジア競技大会が、中国・広州で開催されることが決まったとき、ソフトテニスは正式種目から外されていた。


なぜ外されたかについて、小生は多くを知らないので軽率な発言は控えるが、とにかく何の前ぶれもなく外されたのだった。あわてた(特に日本の)ソフトテニス関係者が巻き返しを図った結果、独立した競技として復活させることはできなかったが、「(硬式)テニス」という競技の1種目として入れてもらうことができたと聞いている。


自分としては、“「テニス」という競技の1種目として”実施するということがいったいどういうことなのか、非常に興味があった。例えば団体戦の場合、第1・3対戦が硬式で、第2対戦がソフト、などということになるのだろうか、まさかそんなことはあるはずがない、などといろんな想像をしたりしたのだが、いまだに日連からはそれに対する明確な説明はない。


それどころか、この日連のHPを見る限り、まるで何事もなかったかのように、つまり、ソフトテニスがまるで独立した競技として実施されるかのように発表している。その姿勢には、ものすごく不誠実なものを感じざるをえない。


若い人たちは、ソフトテニスがずっと以前からアジア競技大会の正式種目であり、今後もずっとそうあり続けるものと信じているのかもしれないが、ソフトテニスの“アジア競技大会正式種目歴”は案外浅く、正式種目になったときのこと、あるいはその前の公開競技になったときのことを見てきている立場としては、正式種目というポジションが決して磐石ではなく、いつ外されても不思議ではないということはわかっているつもりだ。


日連以外のソフトテニス関連サイトなどでも、日本代表選手決定の話題が取り上げられたりしているが、もしこういった事情を少しでも知っているのなら、単純に「代表決定!」「私も応援に行きたい」などと手放しで取り上げるだけではなく、もう少し危機感とか問題意識を持てないものかと思ってしまう。


ただ、その一方で、今回のような成り行きが、実は“怪我の功名”になるかもしれないという気もしている。


「ソフトテニス」を、やれオリンピックへ、とか、やれアジア大会へ、などと単独でもがくよりも、「テニス」という競技の一つでござい、という顔つきをして、コバンザメのように近くにいたほうが結果的にうまくいくのであれば、これからもそういう作戦(?)をとったほうがいいんじゃないか。


これについては以前のブログで、同じようなことを書いたことがある。
「ソフトテニスは(硬式)テニスに対抗して独自路線を歩もうとするよりも、(硬式)テニスの近くにいたほうが、さまざまな面でプラスになることが多い」と書いたところ、硬式を忌み嫌っているらしいある方から、かなり執拗に噛みつかれてしまったのだが、今回のアジア競技大会の成り行きを見ている限り、小生の主張もまんざら間違ってはいなかったかなという気がしている。


広州でのアジア競技大会を待たずして、次のアジア競技大会について協議が行われるタイミングが来ているのではないかと思う。そこでソフトテニスをどのように位置づけていくべきなのか、日連の方々にはそれこそ真剣に考えていただきたい。


※日本代表選手団(日連HP)
http://www.jsta.or.jp/wp-content/uploads/2010/07/16thAsianGames_JapanNationalTeam.pdf

※2010アジア競技大会公式HP
http://www.gz2010.cn/en/

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